モンブランの概念を変えた、

作りたて、絞りたて、モンブランへの揺るぎない思い

 

〜モンブラン=持ち帰るCAKE(ケーキ) 

から 

モンブラン=食べに行くDessert(デザート)へ〜

 

2010年の創業当時、モンブランは持ち帰るケーキでした。

当時、モンブランの和栗使用率は低く、

ほとんどのモンブランに海外産の栗が使用されていました。

 

栗の風味はとても繊細で、絞った瞬間から風味香りは落ちていき、

時間と共に薄れていってしまう。

その風味・香りを補うために洋酒や香料、過度な甘味づけが行われていました。

 

和栗の最大の魅力はなんといってもその繊細な風味と香り。

モンブランでもその魅力を活かしたい、

そんな思いから生まれたのがクリームから作りたて、絞りたてをその場でお皿に絞る、

デザートスタイルのモンブラン、モンブランデセルです。

   

CAKE(ケーキ)ではなくDessert(デザート)として生まれ変わったモンブランは、

旬のフルーツとの組み合わせ、ほうじ茶、日本茶、お酒との組み合わせ、

目の前で作り上げるスタイルへと進化を遂げていきました。

全てはここ『和栗や』から始まり、

今では全国に波及、

モンブランの新しい概念として定着しました。

 

 

最後に・・・

創業以来モンブランの「持ち帰り不可」を貫いてきましたが、

初めてご来店いただいたお客様やイベントなどでは、モンブランを持ち帰りいたいという多くのご要望をいただきます。

持ち帰りをお受けすれば、何倍もの数量を販売できるので、商売的にはそれがどれ程効率が良いかも十分に理解をしています。

 

それでも。

絞りたてはその場で食べるからこそCAKE(ケーキ)とは違う魅力が味わえる、

繊細な和栗本来の魅力、風味や香りを味わっていただきたい、

その思いはこれからも変わることはありません。